婚活中、何人かの人と同時にやり取りしていて、心のどこかで「これでいいのかな」って、ちょっと苦しくなること、ありませんか。 その気持ち、私はナースとして、そして恋愛相談を受ける中で、本当にたくさんの方から聞いてきました。 今日は、その罪悪感の正体を一緒にほどいて、明日からできることまでお伝えしていきますね。
同時進行はマナー違反ではないという前提を確認する
まず知っておいてほしいのは、同時進行そのものは、決してマナー違反ではないということです。 同時進行とは、正式にお付き合いを始める前に、複数の方と同時に連絡を取り合うこと。 婚活の場では、アプリでも結婚相談所でも、これはごく自然な進め方として受け入れられています。 一人だけに絞ってしまうと、かえって視野が狭くなって、比較する余裕を失ってしまうこともあるんですね。 ですから、同時進行していること自体を責める必要はありません。 大切なのは、その中でどう相手と向き合うか、その扱い方の部分なんです。
罪悪感の正体を分解する
罪悪感の正体は、実は「混同」にあることが多いんです。 同時進行と浮気を、無意識のうちに同じ枠でとらえていませんか。 浮気は、すでに交わした約束を破る行為です。 でも同時進行は、まだ約束を交わす前の段階での行動なんですね。 それでも罪悪感がわいてくるのは、ごく自然な反応だと思います。 その優しさや誠実さは、そのままあなたの魅力でもあるんです。 罪悪感を持つこと自体は、決して悪いことではありませんよ。
自分が同時進行できる人数をチェックリストで診断する
- 1つ目、全員の予定を、正確に覚えていられていますか。
- 2つ目、誰と何を話したか、混同してしまうことはありませんか。
- 3つ目、会うたびに、気持ちが揺れてしまいませんか。
- 4つ目、つい返信を後回しにしてしまう相手が、いませんか。
- 5つ目、最近、少し疲れを感じ始めていませんか。
自分が無理なく向き合える人数がどれくらいか、簡単な質問で確かめてみましょう。 次の5つに、順番に答えてみてくださいね。
3つ以上当てはまるようなら、会う回数が少ない相手から、少しずつ減らしていくサインかもしれません。
相手ごとの情報を混同しないための管理方法
情報の混同は、気合いではなく、仕組みで防ぐことができます。 私がおすすめしている手順は、3つです。
1つ目、相手ごとにメモを分けておくこと。 名前ではなく、印象に残った特徴でメモの見出しをつけると、混同しにくくなりますよ。 2つ目、予定はカレンダーで色分けしておくこと。 3つ目、会話の要点だけを、簡単に記録しておくこと。
全部の会話を書き残しておく必要は、ありませんからね。
本命が決まったときの断り方
お相手への伝え方は、関係の深さによって変えていいと思います。
LINEだけでやり取りしていた相手には、短い連絡で十分です。
例えばこんな言葉はいかがでしょう。 「お会いできて嬉しかったです。今回はご縁がなかったことにさせてください」一度お会いした相手には、感謝の気持ちを添えてみてください。 そして何度かお会いした相手には、直接、理由を伝えるのが誠実だと思います。 例えばこんな言葉です。
「他に気持ちが向いている方がいて、誠実にお会いできないと感じました」はっきり伝えずに、そっと連絡を絶ってしまうのは、できれば避けたいですね。
他にも会っている人はいますかと聞かれたときの答え方
聞かれたときは、正直に答える方法が、いくつかあります。
1つ目は、事実だけを簡潔に伝える方法です。 「複数の方とお会いしています」、これだけで十分伝わります。
2つ目は、今の状況を添える方法です。 そのあとに「まだ決めていません」と続けてみてください。
その場しのぎの嘘でごまかしてしまうと、後々、信頼を失うことになりかねません。
適正人数は3人から5人という説の根拠を検証する
「3人から5人が適正」という説を、よく見かけますよね。 でも実は、この数字の出どころは、はっきりしていないんです。 きちんとした根拠となる調査も、見つかりません。 使える時間や、気持ちの余裕は、人によって全然違いますから。 数字をそのまま、自分に当てはめる必要はありませんよ。 正直なところ、正確な適正人数は、私にも出せません。
罪悪感が自分だけに偏る理由
不思議なことに、罪悪感は自分だけに偏ってしまいがちです。 相手も同じように、同時進行している可能性は、十分にあります。 それなのに、自分だけが責められているような感覚になってしまう。 この偏りは、育ってくる中で自然と身についた、恋愛の思い込みが原因かもしれません。 「一途であるべき」という、その思い込みです。 でも実は、婚活の前提とは、少し違う考え方なんですね。 気づいたときは、相手も同じ状況にいるという前提で、少し考え直してみてください。
アプリや相談所が同時進行を勧める理由
同時進行を勧める側にも、実はちゃんと理由があります。 アプリは、マッチングの数が増えるほど、活発に動くようにできています。 結婚相談所も、成婚までの活動量を大切にしています。 つまり、同時進行は運営する側にとっても、都合のいい面があるということ。 善意だけで、勧められているわけではないんですね。 この構造を知っておくと、少し気持ちが楽になるかもしれません。
今日から始められる3つの行動
今日からできることを、3つにまとめました。
1つ目、さきほどのチェックリストに答えてみること。
2つ目、相手ごとのメモを、作ってみること。
3つ目、断りの文面を、1つ下書きしてみること。
どれも、それほど時間はかからずに、始められますよ。
注意点とリスク
最後に、気をつけておきたいことも、正直にお伝えしますね。 情報を混同してしまうと、信頼を失う原因になります。 聞かれたときに嘘をついてしまうと、関係そのものが壊れてしまいます。 人数を増やしすぎると、気持ちがすり減っていくこともあります。 そのすり減り方は、人によって本当に違います。 ですから、数値化した目安は、私にも出せません。 もし違和感を覚えたら、直近で会った回数が一番少ない相手から、そっと連絡を控えてみてください。 人数を減らすという選択肢を、いつでも持っていてくださいね。

