あなたのプロフィール、こう書いてませんか?
いきなりですが、正直に聞かせてください。
あなたのマッチングアプリのプロフィール、こんな文章になっていませんか?
「はじめまして。◯◯県在住の会社員です。趣味は映画鑑賞や料理、旅行など。穏やかな性格で、人の話をよく聞くと言われます。気が合う方と、ゆっくり仲良くなれたらと思っています。よろしくお願いします。」
……どうですか?
「あ、似てるかも」と思った方——
大丈夫です、責めません(笑)。
でも、正直に言います。
それ、女性にはほぼ読まれていません。
いや、正確には「読まれているけど、記憶に残っていない」。
なぜか?
その文章、100人に1人の男性でも書ける言葉だからです。
こんにちは、KAZUHAです。
現役ナースをしながらマッチングアプリを5年以上使い続け、NLPプラクティショナーとして男性のプロフィール相談に乗ってきた私が今日伝えたいのは、プロフィールを「上手く」書くことじゃない。
「あなた」が書いた言葉に変えること。ただ、それだけ。
なぜ、定型文を書いてしまうのか? ——NLPで見えた「本当の理由」
「定型文を書くな」と言われても、じゃあどう書けばいいんだ——そう思いますよね。
でも、その前にひとつ聞いてほしいことがあります。
あなたが定型文を書いてしまうのは、語彙力がないからでも、文章力がないからでも、ましてや魅力がないからでもありません。
NLPの観点から言うと、定型文が生まれるのはひとつの心理メカニズムからです。
「傷つくのを避けようとしている、心の正直な反応」。
当たり障りのない言葉を選ぶのは、「ありのままを出して、もし拒否されたら怖い」という防衛反応。特に一度傷ついた経験のある40〜60代の男性ほど、無意識にこの罠にはまりやすい。
つまり——定型文になってしまうのは、あなたが真剣だからなんです。
失敗したくない、変に思われたくない、その気持ちが、文章を「安全地帯」に逃げ込ませてしまう。
でも、ここで看護師の私が「患者さんを見る目」で言わせてください。
安全地帯にいる限り、誰もあなたに気づいてくれません。
病院で言えば、症状を隠している患者さんは正しい治療を受けられない。プロフィールも同じ。あなたを見せてくれないと、私たち女性は「この人に会ってみたい」とならないんです。
女性はプロフィールの何を見ているのか
ここで、女性側の視点をお伝えします。
マッチングアプリで女性がプロフィールを読む時間、知ってますか?
平均で7〜10秒です。
その短い時間に、女性が無意識に探しているのは3つだけ。
① 「この人、安全か?」 ② 「この人、私と話が合いそうか?」 ③ 「この人、なんか面白そう(もしくは誠実そう)か?」
「穏やかな性格です」「人の話をよく聞きます」——これ、①は満たしているように見えて、実は何も言っていないんです。なぜなら、全員がそう書いているから。
「穏やかじゃない人」「人の話を聞かない人」がマッチングアプリで「俺は気性が荒くて人の話を全然聞きません」と書くと思いますか?(笑)
つまり、女性の目には「この人も同じことを書いている」と映って、スクロールされておしまい。
②と③を満たす言葉——それが「あなただけが書ける言葉」です。
定型文チェックリスト——いくつ当てはまりますか?
まず自己診断してみましょう。あなたのプロフィールに、以下の表現が入っていませんか?
【要注意ワード・フレーズ】
- □ 「穏やかな性格です」
- □ 「人の話をよく聞くと言われます」
- □ 「趣味は映画鑑賞・料理・旅行など」
- □ 「気が合う方と仲良くなれたら」
- □ 「まずはメッセージから仲良くなりましょう」
- □ 「真剣に出会いを探しています」
- □ 「よろしくお願いします」で締めている
- □ 趣味の説明が「〜など」で終わっている
- □ 自分の具体的なエピソードがゼロ
- □ 「?」で終わる質問が3つ以上ある
0〜2個: かなり自分らしさが出ています。この記事で磨きをかけましょう。 3〜5個: 要注意ゾーン。でも、まだ十分に挽回できます。 6個以上: 正直に言います——今すぐ書き直してください。でも大丈夫、方法を全部教えます(笑)。
【核心】なぜ「?」だらけのプロフィールは最悪なのか
ここ、特に強調したいんです。
「好きな食べ物は何ですか?」「どんな映画が好きですか?」「休日は何をしてますか?」——こういった質問を、プロフィールの中に並べている男性がいます。
気持ちはわかります。「会話のきっかけを作りたい」「返信してもらいやすくしたい」という、相手への気遣いですよね。
でも、女性の受け取り方は真逆です。
「この人、自分のことを何も言わずに私に喋らせようとしている」
NLPで「ラポール(信頼関係)」という概念があります。ラポールは、まず自分が開示することで相手も開示してくれる、という相互作用で生まれます。
あなたが先に開かなければ、相手も開かない。
「?」を並べるのは、心の扉を閉じたまま「あなたの扉を開けてください」と言っているようなもの。
女性はそこに、無意識の「不誠実さ」を感じます。
怖くても、まず自分から。
その順番だけは、絶対に間違えないでほしいんです。
【処方箋】「定型文」を「あなたの言葉」に変換する——KAZUHAオリジナル3つの質問
では、具体的にどう書けばいいのか。
私がプロフィール相談をするとき、必ずこの3つの質問をします。NLPのメタモデルを応用した「自己開示を引き出す問診」です。
この3つに答えるだけで、プロフィールが劇的に変わります。
質問① 「最近、誰かに話したくなったこと、何ですか?」
「趣味は映画鑑賞」ではなく、最近見た映画の中で心が動いたシーンと、その理由を書いてください。
❌ Before:「趣味は映画鑑賞や音楽など。幅広く楽しんでいます」
✅ After:「先月、Netflixで『ある男』を見て3日間ひきずりました。自分は果たして”自分”として生きているのか、という問いが刺さって。感想を話せる人に会いたいなと思っています」
どうですか?
Afterのほうが、明らかに「この人に会ってみたい」と思いませんか? 映画の話だけじゃなくて、この人がどんなことを考える人なのかが伝わる。そして、「感想を話せる人に会いたい」というひとことで、女性が自然に「私と話してみてほしい」という気持ちになる。
質問② 「あなたが”下手くそだな”と思っていることは何ですか?」
これ、意外でしたか?
「自分の弱点を書けということ?」と思うかもしれません。でも、NLPで「コングルーエンス(内外の一致)」と言われるように——完璧に見せようとしている人より、ちょっと抜けている人のほうが信頼されるんです。
看護師的に言えば、「主訴を正直に言ってくれる患者さんのほうが、正しい治療ができる」(笑)。
❌ Before:「料理が趣味で、休日は自炊しています」
✅ After:「料理は好きなんですが、盛り付けだけが壊滅的で(笑)。味には自信があるのに見た目が残念すぎて、いつも最後に苦笑いしています」
Afterは、その人の日常が見える。笑いがある。「この人、一緒にいたら楽しそう」という感情が生まれる。
弱点を笑って話せる人は、一緒にいて楽なんです。
質問③ 「今、誰かに隣にいてほしいな、と思う瞬間はいつですか?」
これが一番難しい質問です。でも一番大事。
マッチングアプリを使っている理由を、「出会いを求めています」という概念で書いていませんか?
それを具体的な瞬間に変換してください。
❌ Before:「真剣にパートナーを探しています。一緒に人生を歩める方と出会えたら」
✅ After:「日曜の夕方、近所のカフェで本を読んでいる時間が好きなんですが、ふと向かいの席を見ると、決まって誰かと話したくなります。他愛もない話を、ゆっくりできる人が隣にいたら——そんなことを最近よく思います」
見てください。
Afterには「真剣に」も「パートナー」も「人生を歩む」も一言も書いていない。でも、伝わるものは100倍深い。
なぜか?
具体的な場面が、感情を動かすから。
セス・ゴーディンはこう言っています。「事実はデータだ。でもストーリーは感情を動かす」。
「真剣です」という言葉より、日曜のカフェのシーンのほうが、女性の心に住み着く。
ビフォーアフター——実際に変えてみた
ここで、実際に私がアドバイスした方(仮名・Mさん・58歳)のプロフィール変化をお見せします。
【Before:Mさんのプロフィール】
「はじめまして。都内在住、会社員です。穏やかな性格で、趣味は読書・映画鑑賞・料理など。休日はのんびり過ごすことが多いです。同じような趣味を持つ方と、ゆっくり仲良くなれたら嬉しいです。好きな料理のジャンルや休日の過ごし方など、色々教えてください。よろしくお願いします。」
チェックリストに当てはまる項目:8個。ザ・定型文の完成形。
【After:KAZUHAの3つの質問を経て】
「先週末、10年ぶりに料理本を引っ張り出してフレンチのソースに挑戦したら、思いのほかうまくいって一人でガッツポーズしました(笑)。盛り付けは相変わらずひどいですが。読書は歴史小説が多くて、最近は山岡荘八の徳川家康を再読中。500ページ読んでも先が気になって止まれない。仕事帰りに近所の書店に寄るのが、一日の中で一番好きな時間かもしれません。そういう他愛もない話が、同じ熱量でできる人に会いたいなと思っています。」
チェックリストに当てはまる項目:0個。
このAfterプロフィールに変えた翌週、Mさんは3人の女性からメッセージをもらい、そのうちの1人と今も連絡を取り合っています。
何が変わったか?
文章力でも、見た目でも、年齢でもない。
「Mさんにしか書けない言葉」に変えた。ただ、それだけ。
「でも、こんなこと書いていいのかな?」と思ったあなたへ
プロフィールを変えようとすると、必ずこの不安が来ます。
「こんな個人的なこと書いていいのかな」 「変に思われないかな」 「引かれたらどうしよう」
わかります。でも、ここで一つだけ視点を変えてみてほしいんです。
「引いてしまう女性」は——そもそも、あなたとは合わない人です。
あなたが山岡荘八の話をして引く人と、一緒に本屋に行けますか?
あなたが料理の盛り付けの失敗を笑って話せない人と、毎日の食卓を囲めますか?
セス・ゴーディンの言葉を借りれば——「全員に向けたメッセージは、誰にも届かない」。
あなたらしいプロフィールは、合わない人を弾きながら、本当に合う人だけを引き寄せる「最高のフィルター」なんです。
最後に——言葉は、あなたそのものです
看護師として長年働いていると、言葉の力をひしひしと感じます。
ベッドサイドで患者さんに「大丈夫ですよ」と言うとき、その言葉がどれだけ具体的で、どれだけ本心から来ているかで、患者さんの表情がまったく変わる。
「大丈夫です」という定型文と、「さっきの検査の数値を見ると、ここが改善されていて、だから心配しすぎなくていいですよ」という具体的な言葉。どちらが安心させるか、言うまでもないですよね。
プロフィールも同じです。
「穏やかな性格です」という定型文ではなく、「先週、仕事帰りにガッツポーズした」という一場面。
そこに、あなたがいる。
プロフィールを書き直す作業は、自分自身を「言語化する」作業でもあります。最初は照れくさい。でも書き終わったとき——「これが俺だ」と思える文章になったとき、不思議と自信が湧いてきます。
それがNLPで言う「セルフイメージの更新」。
言葉が変わると、自分への見方が変わる。自分への見方が変わると、相手への見え方も変わる。
だから、今日、ひとつだけ変えてみてください。
プロフィール全部じゃなくていい。
最初の一文だけ。「はじめまして」の次の一文だけ。
「先週、こんなことがあって——」から始めてみてください。
それだけで、あなたのプロフィールは今日から別物になります。
💡 マッチングアプリを使う上での教訓
「よく見せようとする言葉」は、あなたを消す。「ありのままの一場面」が、あなたを届ける。
プロフィールで最も避けるべきは「嘘」ではなく「概念」です。「穏やか」「誠実」「真剣」——これらは全部、概念。女性の脳には画像として浮かびません。
でも「先週末、料理に挑戦して一人でガッツポーズした」は、映像として浮かぶ。感情が動く。
NLPでは「具体性がラポールを生む」と言います。
今日から使えるルールはたった一つ。
「誰でも言える言葉」を一つ見つけたら、「あなたにしか言えない場面」に変換する。
それだけ。ただ、それだけでいいんです。
